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フロイト&ダーウィンと、アルジャーノンに花束を
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実家の本棚にあったので、持って帰ってきました。
フロイトとダーウィンの本。
学生時代、授業で使ったんだと思います。

僕、「アルジャーノンに花束を」っていう本が好きで、何度も読んでいるんですね。
ダニエル・キイスの代表作。以下、ちょびっとネタバレありなので、まだ読んでない人はご注意を。
ストーリーは、精神遅滞の主人公がある治験の被験者になることでみるみる超人的な知能を手に入れるんだけど、その上昇カーブと同じ勢いで退行していくというもの。

一番最初に原書で読んだときは、まだ僕も英語の勉強を始めた頃で、主人公のチャーリー・ゴードンが、どんどんすごい勢いで知識を取り込んで成長していくところにすごく共感しました。
次に留学中に読んだときは知能がピークに到達したあたりがやっぱり読んでても心地よかった。
で、日本に帰国してからまた読んだんだけど、やっぱり言語力って使わないと減退してしまうものだから、一度手に入れた知能がどんどん崩壊していくところがリアルに自分の状況と重なり合って、コワイ感じがしました。英語はともかく、スペイン語がほとんど使えなくなってくる状況で、無理矢理この本のスペイン語版を読んでみて、あまりの読解力のなさに改めて落ち込んでしまったり。

このフロイトとダーウィンも、学生時代は普通に読んでいたはずの本なのですが、やっぱり今読むとだいぶ英語力が落ちてることに改めて気づかされます。昔得たはずの知能が、いつのまにかなくなっていたことの喪失感は、主人公チャーリーのと同じ。
ま、仕方ないですけどね。結局、そういうことの繰り返しなのかな、と。
次々と新しいことを学ぶ中で、全ての知識をためておくことはできないですからね。古い物から色あせてく、と。

でも、勉強するのが無意味だって言ってるわけでは無く、なにかしら残るものはあると思うのですよ。一度、脳内に蓄積した痕跡はどこかに残って、何かしら役に立つだろう、と。
スペイン語だって、完全に無くなってしまったわけではなく、次に使う機会があれば、もちろんゼロから覚えるよりも断然楽でしょうし。

どんどん新しいことを学びながら、必要な知識だけが残っていくのでしょうね。
逆に、失いたくない知識については、忘れないために日常的に活用する必然性を持たせれば良いのですよ。

たとえば、英語が使える職場に転職する、とかね。

今後やってみたいのは、中南米あたりに住んでみたいかな。
アーティスト・イン・レジデンスで、どこか良いところがあれば。

なんだ、解決策は結構カンタン。

by t0maki | 2012-09-17 18:15 | 乱文・雑文 | Comments(0)

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