「studygiftが炎上した件」について記事を読んでて思ったこと

「studygiftが炎上した件」って、なんかみんないろいろ活発にブログ上で意見交換がされてたりして、どちらかというと炎上そのものより、いろんな人がいろんな立場と見解で、それぞれのブログで記事書いているのを読むのが興味深かったりもします。

えらくざっくりとまとめてしまうと、「studygift」っていう、学費をみんなでサポート支援するみたいな新規WEBサービスが立ち上がって、で、その最初の学生支援候補で登場した女の子のプロフィールがえらくツッコミどころがありつつ、なんだかんだあってソーシャルメディアからネットメディアを巻き込んで炎上してくのが、みんなの話題になっていった、と。

僕も最初そのプロフィール読んだとき、「これはツッコミ入れられるだろう…」って思いましたが、僕自身はこの学生さんに不思議と共感するところもあり、面白い人だなぁ、と。個人的には、こういう人、すごく好きです。
iPhoneで写真を極めて、Google+でフォロワー数が話題になるとか、すごいなぁ、って単純に思った。というか、この学生さん、元々写真が嫌いだったとか。いやぁ、面白い人だ。

一つのことを極めるのは大変なことだし、いろいろ自力で計画をたててトライアル&エラーで少しずつ成長しなければならないのは生半可なことではない。かなり努力されているのだと思います。何かに没頭できるって、すごくすばらしいことだと思うんですよ。でもだからといって、それを理由に成績が下がって奨学金が取り消されて、退学になったっていう言い訳にはならない。
そこが今回のツッコミどころですかね。

この方のプロフィール文とか読んで、文章が人に与えるインパクトとか、改めて考えさせられました。結果論にはなりますが、サイト内の文章とか、ちょっと書き方変えるだけで、だいぶ印象が変わったんじゃないかな、とか。

僕も、いろんなところに首をつっこんで、そのたびになにやら無駄にジタバタするタイプのアウトキャストな人間なのですが、世の中にこういう人がいるんだっていうのは、すごく共感できるし、応援したくなります。

というわけで、今回一番貧乏くじをひいてしまったのは実名出して顔写真もバンバン取り上げられてしまったこの学生さんだと思いますが、きっと今後もどこかで活躍されると思います。それはもう、確実に。

「studygift」についても、頑張ってください、と。外野からの勝手な意見で申し訳ないですが、もっと「感動を与える」サービスになれると思うんです。単なる金銭的な支援とかだけじゃなくて。支援する側も、される側も、そこに関わることでお金だけでない感動も得られるっていう。
もっと「エピソード」を大切にしたら良いと思います。世の中、ほんとうに応援したくなる人、たくさんいますからね。
で、このサービスからどんどんOBやOGが生まれて、またその人達が恩返しのための企画を立ち上げたり、とか。そんなことになったら、すばらしいですね。

とりあえず、僕が考えたのは、そんなところです。
by t0maki | 2012-05-29 00:00 | 乱文・雑文 | Comments(0)