ブログトップ | ログイン
震災復興支援サービス大賞表彰式のパネルディスカッションがかなり濃かった
c0060143_22475494.png

3月8日(木)に行われた、「震災復興支援サービス大賞の表彰式」に参加してきました。
そもそものきっかけは、AMNさんが運営するFans:Fansから「復興支援サービス大賞を決めるサイト・アプリ募集中」っていうメールが届いたので、いくつかピックアップして事務局に連絡してみたのですね。
そしたら、担当の方から丁寧な回答をいただいて好感を持ったので、後日Fans:Fansから「表彰式のご案内」が届いたタイミングで申し込んでみたというわけ。

今回の「震災復興支援サービス大賞」は経済産業省のネットアクション事業の一環とのこと。会場も国際大学グローバルコミュニケーション・センター(GLOCOM)のホールだったり、パネルディカッションの内容とかも含めて、かなりアカデミックな雰囲気だなぁというのが個人的な印象でした。

c0060143_2248872.png

パネルディスカッションを聞きながら個人的に記憶に残ったキーワードを羅列しながら感想を書いていくと、やっぱり今回の震災でソーシャルメディアが一気に台頭してきた印象です。もちろん、個人レベルでの情報発信もありつつ、ボランティアを集めるためにTwitterを活用し、その後の団体運営にFacebookなど、それぞれのメディアの特徴を活かしつつ利用している、と。河北新報社の佐藤さんも、サイトでニュースを公開できない状況で、復旧までは自社の「ふらっと」というSNSを使って情報を配信していた経緯を説明されてました。

あとは、「マッシュアップ」ですかね。以前東京モーターショーでお話しを伺ったHONDAさんの「通行実績情報マップ」は、GoogleやYahoo!にデータを提供して、カーナビの通信データを活用して道路の開通情報などをリアルタイムに提供していたわけですが、さらにそれを避難所の位置情報と重ねると、道路が開通していない孤立した避難所が分かるという。複数のデータが合わさることで新しい価値が生まれていくマッシュアップも、この震災という緊急時だからこそ、みんなが協力して実現できたのだと思います。

それと、「配信リテラシー」っていうのもなるほどな、と思いました。震災の刻一刻と変化するその状況をスピーディーに正しい情報を確実に配信する能力って、ある程度のスキルが必要ですね。ネットメディアの台頭で誰もが情報を配信できる時代、デマやガセを読み取る受け手のリテラシーは当然ですが、同じく配信する側も情報の品質を確保しつつ、遅延なくスムーズに配信することが重要、と。

あともう一つ、MIAU賞を受賞された「思い出サルベージアルバム・オンライン」は、山元町の瓦礫の中から写真を救い出し(サルベージ)、洗浄からデジタル化、そしてアーカイブしていくまでの話が興味深かったです。洗うだけだと思ったら、そうではないんですね。海水や泥に含まれるバクテリアが写真を浸食していくので、それを洗浄しつつ、デジタルアーカイブ化していく作業。実はこんなに奥が深かったのか、と。


というわけで受賞したサービスはこちら。

最優秀賞:Google Person Finder(消息情報):2011日本地震
優秀賞:助けあいジャパン
    英国大使館
    ボランティアプラットフォーム
    Yahoo!復興支援
    がんばろう、にっぽん-PLAY&SMILE FOR JAPAN
MIAU賞:思い出サルベージアルバム・オンライン
GLOCOM賞:自動車・通行実績情報マップ(Google)
c0060143_22481870.png


こんな風にのほほんと暮らしている僕が言うのも何ですが、本当に震災をきっかけにいろんなものが変わりましたよね。直接的にも、間接的にも、まだまだ終わっていないんだなぁ、と。震災復興は、これからも続きます。


震災復興支援サービス大賞
http://agilemedia.jp/netaction/

by t0maki | 2012-03-13 00:00 | ブロガーイベント | Comments(0)

<< 『民族文化映像研究所』上映会&...     震災から一年 >>
Back to Top