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デジタルエイジのアート

 「108」プロジェクト第一弾は、『デジタルエイジのアート』について。
 改めて説明しますが、この「108」プロジェクトとは、6名のクリエイターたちがそれぞれの得意分野で、テーマに沿った6つの作品を発表するというもの。
 
 で、僕(TOMAKI)は、そんなハイテンションな舞台にもかかわらず無謀にもブログを使った「お気楽エッセイ」で挑戦、あるいはお茶を濁してみようかな、と。大丈夫か?
 
 で、改めて今回のテーマ。
 『デジタルエイジのアート』について。
 ここでは、分かりやすく「デジタル」=「パソコンを使った」と単純化してしまいます。インターネットも、この際パソコンに付随する環境として位置づけてしまう。
 そうすると、デジタルアートの特性とは、パソコンの性質に則していると言えます。
 
 「パソコン中毒」というよりは「職業病」に近いと思うのですが、一日の大半をパソコンの前でモニターを睨み付けて生活していると、デジタル環境の日常生活に引きずってしまうことがあります。
 例えば、グラスを倒してしまった時にとっさに「Ctrl+Z(やり直し)」を探してしまったり、スケッチブックに絵を描いているにも関わらず「Shift+Ctrl+S(別名で保存)」しようとしたり。あるいは単純に、目の前にあるものを「コピペ」で複製できないかな、なんて考えてしまったり。
 
 逆に言うと、ここらへんがパソコン環境をともなった作品制作が、デジタルアートの特性とも言えます。
 簡単に作品の複製やバックアップが取れるということで、制作のプロセス自体も変わってきました。文章と同じように、画像やデザインも少しずつ変更し、「推敲」を重ねることができるようになったのです。
 
 さらに、比較的容易に作品を複製できるということで、新たな問題も出てきました。著作権の問題です。
 デジタル形式で作品を配布することで、比較的容易に複製や二次利用ができてしまう。これは、デジタル環境での創作活動の利点でもあり、欠点にもなります。
 
 そこで行き着いたのが、「クリエイティブ・コモンズ」という一つの方向性。これは、「著作権放棄・失効」の「パブリック・ドメイン」とはちょっと違う。あくまで、製作者が著作権を保持しつつ、他のクリエイターにも素材として作品を提供する、というもの。
 
 さて、ここまで色々思いつくままにつらつらと書き連ねてみましたが、結局パソコンも作品制作においては「便利な道具」でしかありません。制作の色々な部分を利便化し、効率化してくれたけど、結局クリエイターのヒラメキとか、センスとか、地道な制作作業なんかは自動化してはくれない。たまにいるんですよねぇ、クライアントでも。「パソコンでやるんだから、こんなの簡単でしょ?」なんて言ってくる人達。ファイルメニューから「Webサイト作成」で制作できると思ってる?
 なんにしても、うまく使うとかなりいろんなものが作れるので、退屈しないメディアではあります。今後も、思いつきとなりゆきにまかせ、色々な作品を作っていきたいと思っています。
 
 というわけで今日は、108プロジェクト第一回目テーマ『デジタルエイジのアート』に関して駄文を綴ってみました。
 
 

by t0maki | 2005-04-22 10:06 | Comments(0)

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